低騒音材質を開発しました～3dB(デシベル)の順調な改良～

開発部署から「ちょっと気になる」を改善した報告が届いたのでご紹介します！

新材質は低騒音材質ということで、「カーボンブラシって音と関係ある？」と疑問に思われると思いますが、

カーボンブラシはモーターや発電機の回転する部分に接触し摺動する部品なので、ブラシと金属が擦れる音がします。

この摺動音が「もうちょっと静かだったらなぁ・・・」という機械がたくさんあるのです。

例えば、車の運転中に、もうちょっと静かなら後部座席の赤ちゃんが落ち着いてくれるのになぁ・・・

電動ベッドの角度を変える時、音がうるさくていちいち不快だ・・・

弊社ではそんな不満を改善できるかもしれません。

まずはお試しに次の２つのモータの稼働音を聞き比べてみてください。（※音量にご注意ください）

２つ目の音が小さかった気がしませんか？

決して音量を下げたわけではありません、弊社のブラシにとある改良を加えたことで不快な稼働音を低減することができました。

違いを次のグラフでご確認ください。

CW：クロックワイズ（正転）

CCW：カウンタークロックワイズ（逆転）

およそ２～３dBの低減ができました。

３dBというと差をイメージしにくいですが、音の強さで比べると１．４１倍ほど違うらしいですね。

ちなみに１つ目は改良前のCWの稼働音、２つ目は改良後のCWの稼働音でした。

CCWも公開しますので、順にお聞き比べください。

CW　改良前

CW　改良後

CCW　改良前

CCW　改良後

改良後の稼働音の方が静かに聞こえませんか？

下の動画にて周波数（Hz）ごとの音（dB）の分布を掲載しました。

改良の前後でグラフが入れ替わるので比べてみてください。

御社でご使用のモータも弊社のとある改良にて、気になる音が改善されるかもしれません。

些細だけど「ちょっと気になる」を弊社とともに改善してみませんか？

お気づきの点やご不明な点がございましたらページ右上の緑のリンクよりお気軽にお問い合わせください。

ご覧いただきありがとうございました。

担当より